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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

「在学生の今」Ⅱ~本宮のFMモットコムでの活動…佐々木本演習4年

 震災対策室の大黒です。こんにちは。
 今日は「在学生の今」シリーズの第2回目です。佐々木本演習4年生が書いてくれました。ありがとうございます。
 みなさんのコメントもお待ちしています!

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 私は震災後、地元本宮市のコミュニティFM局『FMモットコム』でボランティアパーソナリティとして災害生放送に携わってきました。

 この非常時に市役所からの情報や安否確認情報、商店の営業等の生活情報など、身近な地域情報をリアルタイムで発信出来るコミュニティFM局の役割はとても大きいと今回改めて感じました。

 また、当たり前かもしれませんがコミュニティFM局は地域の放送局としてどれだけ地域の人が求める内容、役立つ放送が出来るかが大切だと思いました。

 特に印象に残っている出来事は、生放送のなかで、浜通りから本宮市へ避難されてきた方々への物資の寄付をお願いした時のことです。

 最初にお伝えしてから10分もたたないうちに、最初の方がたくさんの荷物を抱えてモットコムに来てくださいました。その後も、車の後部座席にもトランクにもいっぱい物資を詰め込んできてくださった方、ご近所から両手いっぱいの食材を抱えて来てくださった方など、本当に多くの人々が、食材や灯油、ヒーターなどの生活物資を届けてくださいました。2時間で、毛布・布団は150枚も集まりました。

当時はガソリンも手に入らなかったり、放射線も今より心配な状況で地域の方々も大変だったはずなのに、感謝と感動で涙が出ました。人が人を想う気持ちを強く感じました。

 他にも、卒園式が中止になってしまった子供達のために、スタジオに幼稚園の先生方に来てもらい、『ラジオ卒園式』を行ったりもしました。先生が園児一人一人の名前を呼んだり、園長先生の話があったり、歌うはずだった歌を流したり…やるはずだった卒園式とほぼ同じ内容をラジオで生放送しました。
私はミキサー(機械操作)としてスタジオにいましたが、先生方が涙で声を震わせながら園児の名前を呼んでいる姿を見て涙が出ました。新潟や鹿児島に自主避難している園児たちがインターネット放送で聴いていてメールをくれたりもしました。園児や家族、先生方の大切な思い出・節目にモットコムが役に立つことができて本当によかったです。私にとっても大切な経験になりました。

 画像はスタジオの外から撮った別の日のラジオ修了式の模様です。子供達が先生方の応援にきてくれました(^^)

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 長くなりましたが、最後に…

 一人一人置かれた環境は異なりますし、出来ることもそれぞれ違ってくると思います。『誰のために何を頑張りたいか』は人によって違うと思います。

 ボランティア、アルバイト、勉強、就活、家事の手伝い…何でもそれぞれ今やろうと決めたことを精一杯やることが大切かなと思いました。

 大きな余震が続いたりと、戸惑いや不安も募りますが、皆さん体調にはお気をつけください。

 長々と失礼しました。

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