ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

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「やってみよう!裁判員」

みなさん、大変大変ご無沙汰しております、しみず@ブログ庶務担当です。
前回の更新が3月…何をしているのかと各方面からお叱りを受けておりますです…ぴたさん、室長、戻ってきて~(ToT)。

毎度毎度、本当に申し訳ないと思っております。

今回は、そんな僕を見かねて、民法の中里さんが、学生さんの記事を持ってきてくれました・・・
ありがたやありがたや。

福島地裁での裁判員体験行事についての記事なので、「法学」分野に興味のある読者のみなさん、必見ですよ~

それでは、中里さん、よろしくお願いします!


*******

こんにちは、民法担当の中里です。
今年5月に福島地方裁判所で開催された憲法行事「やってみよう!裁判員」に3年生と4年生のゼミ生が参加してきましたので、参加した学生にも感想を寄稿してもらいました。

当日のプログラムは次の通りです。
1.福島地方裁判所長 あいさつ
2.裁判員選任手続の説明
3.評議室見学
4.模擬裁判(裁判所職員による裁判劇)
    ~休憩~
5.裁判長と模擬評議
6.質問コーナー
7.法廷自由見学

参加した学生たちは、実際の選任手続き体験を経て「裁判員」として裁判に立ち会い、評議まで経験するというなんとも羨ましい経験をしたようです。
では当日の具体的な様子と共に学生の感想をご覧ください。

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こんにちは。行政政策学類 法学専攻3年の安斉です。
私は5月9日に福島地方裁判所の憲法週間行事「やってみよう!裁判員」に参加してきました。4月に刑事裁判の傍聴へ行き、民事裁判の予定をきくために総務課へ寄ったところ、このチラシを受け取りました。裁判所で裁判傍聴はできても、なかなかこのような体験をすることはできないため、また、実際の裁判所法廷での模擬裁判というものに魅かれ参加することにしました。
裁判員選任手続きの説明では、裁判員候補者に送付される質問票を目にしました。詳しく書き込むというものではなく選択肢に丸をつけるなど簡単に記入できるものでした。また、実際に裁判員候補者が見る15分程度のビデオも見て、裁判員選任手続きの流れを理解することができました。模擬裁判では傍聴席ではなく実際に裁判員が座る席で裁判劇を見ました。証人台に立つ人の顔がよく見えたり、すぐ近くにモニターが設置してあったり、傍聴席から見る景色と違うのはもちろんですが、模擬ではあってもそこに座るだけで「これから裁判が始まり、それに関わるのだ」という緊張感がうまれました。裁判官が座る席は証言台に立つ人の目の位置と合うようにつくられているのだそうです。そんな工夫がされていたことを初めて知りました!始めに裁判長が今回の証言で見るべきポイント(殺意の有無etc…)を示してくださったので、それを頭において見ていたのですが、被害者・証人と被告人の言っていることが食い違い、どちらが本当のことを言っているかによってポイントの答えが左右されるため判断の難しさを感じました。ですが、事件の概要についてはモニターに現場や凶器の図が映し出されるなどとてもわかりやすい説明でした。その後、傍聴席に戻って模擬評議を行ないました。一緒に行ったゼミの先輩の意見に「そういう見方もあるのか!」という発見があったり、自分の意見に対する裁判長の指摘に「そいうこともあるのか…」と気づきがあったり、とても有意義な時間で最後まで考えたかったのですが時間が短く途中で終わってしまい少し残念でした。最後に法廷の裏にある裁判員の待合室を見せていただいたり、法服を着せていただくなど、なかなかできない貴重な体験をたくさんさせていただきました!!
裁判員制度について授業で何度かお話を聴いたり、弁護士の方の講演を聴いたりしましたが、実際の場所で体験してみると言葉や文字の中では知りえなかったことを知ることができ、また、裁判員制度がより身近なものに感じました。模擬評議での様々な意見の発見などは、今後のゼミ活動にも活かしていきたいです!

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こんにちは、行政政策学類4年中里ゼミ所属の渡邊です。
 私は、5月9日に福島地方裁判所で行われた憲法週間行事「やってみよう!裁判員」に参加してきました。今回の催しは裁判員に選任されるまでの手続きを体験し、実際に裁判員として法廷で行われる模擬裁判を観て、裁判長や他の裁判員とともに評議を行うというものでした。
 選任手続きの説明では、裁判員に選ばれる段階で実際に使用される質問票(担当する事件について報道において知っているか、家族が事件にかかわっていないか、公平に判決を下すことができない事由があるか、などということ)や選ばれる際に見るDVDの鑑賞を行いました。法廷に場を移した模擬裁判では実際の裁判員の席に座って裁判をみることができました。その後の評議では傷害罪と殺人未遂罪のどちらを適用するかを争点に行いました。被告人に殺意があったかどうかという心理的な部分を客観的事実から判断することは難しく感じましたが、裁判長を中心に活発に意見を出し合うことができました。

 今回のイベントは平日のお昼に行われたこともあって参加人数は10人前後(定員は40人)と思っていたよりも少なく、定年を迎えたであろう高齢の方ばかりでした。(若い世代は私と後輩の2人しかいなかったのには驚きでした・・・)広報が直前に行われたということもありますが、多くのひとにとっては、裁判所は“近づきがたい”“縁のない”場所というイメージが強いことが参加人数の低さに関係していると思います。裁判員制度がスタートして5年が経過していますが、この先長い人生の中で裁判員に選ばれる可能性は決して低くないと思います。そして選ばれたときに落ち着いて判断を下すことができるのか?私はゼミの後輩にこの行事が開催されると聞いたとき、このように思い衝動的にですが参加しようと思いました。

実際に今回のイベントで行われた評議では量刑を決めるというところまでは時間の関係で行えませんでしたが、他の参加者と事件の争点について意見を出し合い、議論を進めていくということは素晴らしい経験になりました。この経験が生きるかどうかはわかりませんが実際にどのように裁判員制度が行われているかを知れたことはよかったです。
福島地方裁判所では今後もこのような行事が行われるらしいので、今回の私の感想で少しでも興味を抱いてもらえればうれしいです。

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