ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

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ひと夏の経験 ~博物館展示監視員の仕事~

夜中の震災対策室からこんばんは、おやです。
今月も、あっという間に過ぎていきます…(遠い目)。学生のみなさんは、来年度のゼミを決める時期に差し掛かっており、どのゼミに行こうか悩んでいるところではないでしょうか。
僕たち教員は、学生のみなさんのゼミ選択のために、シラバスを書く仕事に追われます(今日が〆切…僕は何とかぎりぎりセーフでした、ふぅ)。

さてさて、今回の記事は、歴史系ゼミの学生さんが寄稿してくれました。ゼミ選択に悩む学生さん、歴史系ゼミの面白さが垣間見えるかもしれませんよ♪

ではでは、はじまり始まり~

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文化史担当の阿部浩一です。
今回は、8月3日から9月13日まで、福島県文化センターで開催された「発掘された日本列島2013」展に、展示監視員などのアルバイトで参加した学生たちに寄稿してもらいました。
参加したのは行政政策学類の3・4年生の計21名、うち文化史ゼミ12名、地域史ゼミ1名、博物館実習3名(古文書選択、田村ゼミ2名、辻ゼミ1名)、考古学ゼミ5名で、とりわけ文化史ゼミ生と博物館実習(古文書選択)生は多くが10日近く参加してくれるなど、本当によくがんばってくれました。
そんな中から、展示の責任者でもあった福島県文化振興財団の草野敦さん(地域政策科学研究科修了生)から、「精力的に展示解説の仕事までやってくれています」とお褒めいただいた、石塚くん(12日間勤務)と山岸くん(9日間勤務)に執筆をお願いしました。
ちなみに、博物館や美術館に行けばわかりますが、監視員に展示の説明までお願いすることはありません。仕事はあくまでも監視です(笑)。ただ、学生だからこそ、そこは臨機応変に、見学者の求めにも積極的に対応していました。
彼らにとってはいい社会勉強になったのではないかと思います。
よろしければ、私の書いたブログ記事も併せお読みください。


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 石棺に納められた骸骨。日本史の教科書で見たことがある埴輪。1本30キロもある石棒4本。さすがに骸骨はレプリカでしたが、このような重要文化財級の展示品に囲まれてアルバイトをする日が来るとは思ってもみませんでした。

 今回、展示監視員としてアルバイトをさせていただいたのは、福島県文化センターで8月3日から9月13日まで開催された「発掘された日本列島展2013」という催しでした。この「列島展」とは、毎年日本全国を巡回して行われます。ここ数年以内に発掘されたばかりの遺物が展示され、最新の考古学研究がわかるのがこの催しです。これに加えて今回は、特集展示として陵墓(天皇家一族の古墳)の埴輪も展示されました。これは、ふだんは宮内庁が保管しているものでめったに見ることができず、学芸員の方も「東北でこれを見られるのは最初で最後かもしれない」と話していました。

DSCF4168_convert_20131028142419.jpg
(会場の様子)

今回のアルバイトでは人骨の横と拓本の横に一人ずつ座り、開場時間中、観覧客が露出展示されている展示物に触れないよう監視をしました。やることは簡単なのですが、これを開場時間中、休憩時間などを除いて約7時間座りっぱなしですので、けっこう辛い仕事でした。
また、時折お客さんが展示について質問してくるので、その応答も行いました。とは言うものの、私たちもまだ勉強中の身ですし、考古学を専攻しているわけでもありません。そこで、展示パネルや図録に書かれているようなことや、巡回している学芸員さんが説明していたことなどをそのまま真似てお話ししました。ある人は、(恥ずかしながら)高校時代の日本史の資料集を引っ張り出してこっそり勉強し直していました。おかげで、何とか一般的な説明はできるようになりました。1か月以上たった今でもその内容を覚えています。お客さんの疑問にお答えでき、納得していただけるのは結構うれしかったですし、楽しかったです。

学生から学生
(来場者に解説しているところ)

1か月半という短い期間でしたが、展示監視員の仕事はつらくとも楽しいものでした。考古遺物についての知識も多少身につけることができましたし、日本全国で様々な発掘調査が行われており、その成果が展示されているわけですから、非常に勉強にもなりました。
個人的には(山岸)、将来教職を目指しているので、お客さんがどのようなことを疑問に思うのか、どのような説明がわかりやすいのか、という2点がとても参考になりました。この経験はきっと、学校教育の授業づくりにも役立てることができるのではないかと思っています。(今回の展示は、珍しく「写真撮影可」だったので、教材用にも写真を大量にとらせていただきました。ぜひ活用したいです。)

学生から学生
(高校生に展示解説する、微笑ましい光景)

機会があれば、またやってみたいアルバイトです。
最後に、今回大変お世話になった福島県文化センター・福島県歴史資料館の職員のみなさん、特に担当者の草野さんにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

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