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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

「ひろやすの部屋♪」~横山君インタビュー3

 夜の震災対策室第5メンバー、「ピンク」の大黒です!
 長い記事になり、携帯の方から「見にくい!」という苦情もいただきましたが、横山さんの話、本当に興味深いですよね。今回は、在学生・入学生へのメッセージもあります。最後には、「ひろやすの部屋♪る~るる」の震災対策室第1メンバーの「レッド」、ひろやすの「インタビューを終えて」もあります。ぜひ最後まで読んでください!

○(ひろやす)川田農園にひかれたところは?

 惹かれたところは2つあって、一つは厳しいってことですね(笑)。二つ目は、そのやり方というか農業のスタイルです。大規模農業だと品目を絞って機械化し、土地のブランド力を背景に売っていくというスタイルだと思うんですが、中山間地の農業というのは、必ずしもブランド力もなく、土地も狭いので集約的にはやっていけない。だから、単一作物を大量にではなく、少量多品種で、手をかけながら、無農薬でというやり方が向いている。中山間地域のほうがそういうやり方に合っている、と思うんです。多品種を生産するなかから、伸びていく作物を見つけていくこともできるかな、と。
 川田農園は、各地の飲食店やレストランとのつながりも深くて、付き合いのある飲食店のオーナーが、年に数回、若い人たちを連れて農場を訪ねてくれます。同じ世代で頑張っている人と知り合いになれて、張り合いも出るし、将来その人たちがレストランの経営者になることなどを考えれば、ネットワーク作りにもなってますよね。いろいろと話をすると、レストラン経営者の側からのアドバイスももらえる、野菜を使う側からのニーズも聞けるということで、すごくためになります。

○「厳しい」、というのが一つの理由になっているようだけど、それはどういうこと?

 肉体的にはすごく厳しいんです。今は朝6時に起きて12時間労働って感じなんですが、夏場の収穫期には朝3時頃起きて夜11時くらいまで働いていたり、すごく厳しいんです。でも、自分で就労してやるとなれば、最初は一人で全部やらなければならないわけで、やっぱり肉体的には厳しいだろうし、「そういう体質」がつくられる気がして(笑)。

○行政政策学類での4年間はどうだった?昔からそんなに活動的で、行動力があるタイプだったの?

 来てよかったって思います。「なぜ?」、と聞かれるとうまくは言えないんですけど。今のように自分が思える、考えられるのもここにいたからだって思えます。恵まれていたなって。いろんな人との関係性がとても大切だって思うんですが、ここでは、勉強や生活が大学内だけで完結せず、外への関心が磨かれたように思います。待っているだけではなくて、自分から動くっていう態度が出てきたのも、大学に入ったからだと。
 高校の時はそんなに活発な方ではなかったと思うんですよ。
 最近はもう、思いついたらすぐ行動できる、するようになったかな。
 やろうと思ったらすぐやらないと、後から、「あの時にやっておけばよかった」、と思ってしまう。勢いでやっちゃわないといけない。それで失敗することもあるんですが…直売をやろうというのも、Uプロジェクトの一環としてカフェの開店を企画して失敗した経験があったからで、その時に調べた保健所のこととかなんですが、その時の知識が今回生きてます。行動したことは、その時にすぐ役立たなくても後になって役立つこともあるってことですよね。

○今回のことも、伏線があったってことだね。最後に、在学生や新入生へのメッセージをお願いします。

 「思い立ったらすぐ行動」「思い立ったら口に出して、すぐ行動してみる」、ってことですかね。後から、「あれやっとけば良かったなあ」、というものが結構ありました。がっつりバイトしたり、外国に行きたかったのに行けなかったし(特にインドは行ってみたかったな)…、自分で適当に行かない理由をつけてしなかった山登りにも行ってみたかった。今回の震災も、九州へ旅行に行くその出発の日だったんですよ。「明日やろう」、といっても明日は来ないかもしれないし。忙しいといっても、本当のところはそんなに忙しくないんですよね。実際に、忙しいと思ったらその理由を紙に書いてみたらいいんですよね、そしたら、結局大した理由も見つからずに、「しょぼん」ということが多くないですか。農家やりたくないという気持ちも、その理由を実際に書き出してみたら、「そんなでもないな」、って思えましたし。頭の中だけで考えているとダメで、紙に書いたり、人に話したりすることが転機になることもあると思うんですよね。口にするとやらざるを得なくなっちゃうでしょ、言っておけば後戻りできなくなる、というか。だから何か思いついたら、どんどん人に言いふらしちゃうといいんじゃないでしょうか。今回のことも、マスコミに話してからいろんな準備をしたんですけど、話しちゃってたので後には引けなかった。商店街組合長から場所も貸してやるといっているのに、途中でやめちゃうわけにはいかないですよ。なので、何かひっかかるものがあった時には、「積極的に口に出して、紙に書いて、それで、すぐ行動してみる」、のは、結構いろんな場で使えるんじゃないでしょうか。
 また大学には顔を出しますね。

○インタビューを終えて○(ひろやす)
 横山くんとは、Uプロジェクトで出会って、この1年間、農作業や酒のみをして、二人三脚で行動してきました。でも、横山くんの話を、しらふでじっくりと聴いたのは初めてです。あれ、こんなにしっかりしてたかな(笑)。こんなしっかりした人間(作物)がうちの学類(畑)で育ってくれて、うれしい限りです。大震災でできなかった送別会、いずれ実現しましょう。
 立派な「百姓」になって戻ってきてくださいね。楽しみにしています。

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