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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

被災歴史資料レスキューのお手伝い~徳竹ゼミ・阿部ゼミの活動報告~

夜の震災対策室からこんばんは、おやです。
今日は、被災歴史資料のクリーニングボランティアについて、徳竹先生と学生の皆さんから報告していただきます!
ちなみに、徳竹先生は、おやと誕生日が1カ月違いのイケメン先生なんですよ♪

それでは、徳竹さん、よろしくお願いします♪

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こんにちは。徳竹剛(地域史担当)です。昨年の10月に赴任し、ようやく1年になりました。辞令交付が遠い昔に感じられる今日この頃です。

さて、10月も下旬に入ってだいぶ涼しくなりましたが、まだまだ残暑厳しかった8月28日、徳竹ゼミ生2名、阿部ゼミ生6名、人間発達文化学類生1名とともに、山形文化遺産防災ネット(http://yamagatabunkaisan.cocolog-nifty.com/blog/)(以下、山形ネット)による被災資料のクリーニング活動に参加してきました。当日は、山形ネット事務局の小林貴宏さん、米沢女子短期大学の小林文雄先生、米沢にお勤めの宮田さんにご指導いただきながら、書籍のクリーニングや書簡のリスト作りに従事しました。

山形ネットは、東日本大震災の被災資料レスキューに関して、積極的に支援活動を行っています。詳しくは山形ネットのブログをご覧いただきたいのですが、その活動の一つとして、岩手県の陸前高田で津波をかぶってしまった資料のクリーニングを引き受けておられます。山形ネットだけではなく、様々な団体、諸機関が支援に取り組んでいますが、まだまだ終わりは見えません。今後も息の長い取り組みが必要です。

事務局の小林さんは本学類の卒業生で、現在は地方公務員として働いておられます。作業の合間に、小林さんから、就職するにあたって考えたことや、現在の地方公務員の採用状況、就職活動に向けての心構えなど、いろいろなアドバイスをいただきました。実は私の大学時代の後輩でもある宮田さんからも具体的なアドバイスをしていただき、就職活動を始める3年生にとっては、参考になる話が聞けたことと思います。

今回お世話になったお三方に、改めてお礼を申し上げる次第です。ありがとうございました。

それでは、参加した学生のみなさんに活動報告をしてもらいましょう。
どうぞ!!

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こんにちは!私たち阿部ゼミ・徳竹ゼミのメンバーを中心とした学生9人は、8月28日(火)に米沢女子短期大学に行って来ました。その活動内容は、山形ネットの被災資料クリーニング活動のお手伝いです。


午前中は、書簡の整理と本のクリーニング作業を行いました。

書簡整理では、差出人や宛名、日付を封筒に記録し、保管する作業を行いました。

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口で言うとなんだか簡単そうに思えますが、崩し字で書かれた宛名を判読するのは難しい作業でした。ですが、普段はなかなか触れることのできない崩し字の資料を整理できたことは大変貴重な経験でした。


本のクリーニング作業では、本のページを一枚一枚刷毛で丁寧に掃除する作業を行いました。津波の被害を受けた本には、乾いた後にも埃や砂などのゴミが残ってしまいます。ゴミをそのままにしておくとカビの発生につながり、本が傷む原因になるそうです。そうならないように、刷毛で本についたゴミを除去していきました。

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ゴミがついているとは一見しただけではわかりませんが、作業を進めていくうちに本から出た埃の小山が…!ちょっとした一手間で資料を劣化から守ることができると分かり、一生懸命取り組みました。


お昼休みを挟んで午後の作業は、午前中の作業に加えて本の整理作業も行いました。

この作業では、資料目録を参照しながら本の番号確認、記録撮影を行いました。本と一口で言っても、その内容は農学書から卒業アルバムまで多種多様!たくさんの本を整理するのは根気のいる作業でしたが、古いものから比較的新しいものまで様々な書物に触れることができました。

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一日の作業を通して、震災から一年以上が経過した現在もクリーニングや保存処理を必要とする歴史資料はまだまだあることを実感しました。実際に私達が一日かけて整理・クリーニングした資料はほんの一部に過ぎません。後世に歴史を語り継いでいくためには、地道な努力と資料の保存に対する知識が必要であることを体感しました。

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また、資料保存に関する話に限らず、山形ネットの小林さんから公務員になるまでの経緯や勉強法に関するお話も聞かせていただきました。漠然と公務員を目指すのではなく具体的な目的を持つこと、受験先を選ぶ上での観点などもアドバイスをいただき就職活動を控えた私たちにとって励みになるお言葉をいただきました。


資料保存を考える上でも、これからの将来について考える上でも貴重な体験ができた一日でした。


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