ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

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こらぼ屋参上! 「福幸」を願って!

ひろやすです。こんにちは。
3月と言えば、卒業式など別れの季節。
でも、かーちゃんの力・プロジェクトは、毎日が新しい出会いに満ち溢れています。

以前予告したとおり(→コチラ)、3月4日と5日、かーちゃんの力・プロジェクト第2弾「福幸焼き」が開催されました。

当日手伝ってくれた学生災害ボランティアセンターの学生さんは、
4日のイベントの様子をすぐに記事をアップしてくれたのですが(⇒コチラ)、ひろやすは相変わらず遅れ気味で申し訳ありません。

当日は、「こらぼ屋」の海山裕之さんと安嶋忠さんが、「ねぎ焼き」を伝授するため、三重県四日市市から5時間以上もかけて駆け付けてくれました。

それにしてもなぜ「ねぎ焼き」なんでしょうか?
関西では、ねぎ焼きはポピュラーな食べ物で、以前は、お母さんが子どものおやつとして作ったり、駄菓子屋で焼いて売っていたそうです。
海山さんのお宅では、お母さんがねぎ焼きをつくって家計を支えていた時期もあるそうですが、たんになじみがある食べ物というだけではありません。

海山さんは、コミュニティ再生装置として、「ワンデイシェフ・システム」を全国に広める活動をしています。すでにワンデイシェフ・システムの導入店は、全国で20店舗以上あるそうです。ただ、2001年からスタートして10年が経ち、コミュニティを再生するには、もっと小さな規模での拠点づくりをする必要性を感じていたそうです。
たまたま、三重県の緊急雇用事業を受託することができ、そこで始めたのが、空きスペースを利用した「コミュニティサロン」でした。ただ、サロンでは、水道光熱費などが捻出できないため、飲食店を併設し、飲食店がサロンに場所代を支払う方式を思いつきました。その飲食店が「結縁屋台」で、「ねぎ焼き」を専門に販売しています。

海山さんによれば、「ねぎ焼き」には、

①「粉物は儲かる」という言葉があるように、利益率がよい。
②材料の無駄がでない
③サロンを運営しながら、片手間でもできる
④少しのスペースと鉄板があればできる

などのメリットがあるのだそうです。

そんなお話をうかがいながら、4日の会場である、二本松市の安達総合運動場応急仮設住宅に向かいます。ここは、浪江町津島地区の方が避難されているところで、12月には餅プロジェクトを開催しました。そういえば、3月11日放送の「ザ!鉄腕!DUSH!!」にもこの場所が映っていましたね。

13時過ぎに到着。
さっそくテントを設営し、売り物の漬物やマドレーヌを並べます。
新調した「かーちゃんの力・プロジェクト」のピンクの幟が鮮やかです。

pink.jpg
jyunbi.jpg

天かすを細かく砕いている安嶋さん。
真剣そのものですが、普段は、ギャグやダジャレを連発している面白いおじさんです。

ajimasan.jpg

ねぎ焼きの準備をする海山さん。さすがに決まっていますね。
この日のために特注してくれた、鉄板とガス台を備え付けます。

umiyamasan1.jpg

新しい鉄板なので、まだ生地がなじみません。
鉄板は黒くなるまで、どんどん使いこまないといけないそうです。
4月からは、毎週ゼミで鉄板料理かな(笑)

aburahane.jpg

14時近くになり、いよいよイベント開始。
海山さんによれば、風上に陣取って、美味しそうな匂いを流すのがコツだとか。

それでは、ねぎ焼きの実演を見ていきましょう。

まずは、薄く生地をのばします。この大きさの鉄板だと1度に6枚焼けます。
穴だらけで大丈夫かと思うのですが、これでもいいんです。

kaishidesu.jpg

つぎに、削り節をパラパラ。うーん、もう香ばしい香りが・・・

kezuribushi.jpg

早くも真打の「九条ねぎ」が登場。これでもか、というくらいにドサっと大量投入。

negi.jpg

今度は、天かす、紅ショウガを順番に乗っけていき、

tenkasusyoga.jpg

もう一度、穴をふさぐように生地を乗せていきます。

anafusagi.jpg

さらに海苔をかけて、1度返します。

shiage1.jpg
shiga2.jpg

「ねぎ切り3年、焼き5年」、火加減が難しいそうです。
慣れてくると、音を聴たり、手を鉄板にかざすだけで適温が分かるとか。

もう一度ひっくり返して、醤油を塗ると・・・もうたまりません。
日本人の脳髄を刺激します!

shiage2.jpg

半分に折りたたんで、はい出来上がり!

dekiagari.jpg

傍らで見ていましたが、海山さんは常に手を動かしていて、まったく無駄な動きがありません。1枚か2枚は焼けるけれど、6枚同時は相当な修行が必要みたいです。

海山さんは、関西の味が福島で受け入れられるか、心配していましたが・・・
心配はまったく要りませんでした。
あっという間に行列ができて、みな美味しそうに食べています。

okyakusan.jpg

ピタと佐々木さんもご満悦。

pitasasaki.jpg

ひろやすもいただいてみましたが、思った以上に、生地がもっちりして、ボリューム感もあります。実は、小麦粉だけではなく、蜂蜜やコーンスターチなども入っているんですね。
ねぎはシャキシャキしていますが、青ネギと違って辛みはありません。
いや実に美味い。誰かビールを・・・

かーちゃんたちは、前日、水で戻した凍み餅をホットプレートで焼いて、チーズとキムチを載せて、ピザ風に提供します。これまた美味しい!

shimimochi1.jpg

でも、ただ美味しいだけではなく、実演販売と言うのは実に楽しいですね。
子どももじっと見ています。末は大臣か?ねぎ焼き職人か?

kodomo.jpg

結局、海山さんは、4時過ぎまでずっと焼き続けてくれましたが、イベントによっては、1日に600枚も焼くことがあるんだそうです。鉄(板)人です!

翌日は大雪の中を、三春町まで行って、ねぎ焼きを焼いてくれました(ひろやすは行けなくてスミマセンでした)。海山さん、安嶋さん、本当にお疲れさまでした。

それにしても、すべての材料や道具を揃えて、三重から駆け付けてくれるなんて本当にありがたいことです。海山さんは、全国のワンデイシェフの仲間とネットワークをつくって、これからもずっと福幸(復興)を支援していきたいと言ってくれました。

震災や原発災害で大変な思いをしてきましたが、こんな素敵な方々に出会えたことに感謝したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、新年度からの新たな飛躍を目指している「かーちゃんの力・プロジェクト」からお知らせ3連発です。

1つ目は、3月24日(土)に、二本松の男女共生センターでシンポジウムを開催することになりました。半年間の活動を振り返る活動報告、奥谷京子さんの講演、そして、かーちゃんたちが作ったお惣菜やお漬物をいただきながらの、試食交流会と盛りだくさんです。入場無料ですので、ぜひお越しください(事前に申し込みが必要です)。

2つ目は、いよいよプロジェクトのHPが立ち上がりました。
まだ、工事中のページが多いのですが、
アドレスは、http://www.ka-tyan.com (→コチラ)です。
結ブログと違って、リアルタイムで最新情報をお届けしますので、
ぜひお気に入りに登録してください。

そして、3つ目は、「かーちゃんの力・プロジェクト」が、エコロジーとエコノミーの共存をテーマに2001年に発足したNPO法人「Think the Earth」さんの、復興支援プログラム「忘れないプロジェクト」の支援対象団体に取り上げられました。
あの「AKIRA」で世界的に著名な漫画家の大友克洋さんのGENGA展が4月9日~5月30日まで行われ、その入場料の一部が、かーちゃんの力・プロジェクトほか6団体の活動費として寄附されることになりました。

忘れないプロジェクトは、⇒コチラ
大友克洋GENGA展オフィシャルサイトは⇒コチラ 

ねぎ焼き×凍み餅のコラボの次は、AKIRA×かーちゃん=??? 
想像しただけでワクワクします!

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