ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

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遅くなりました!!!「卒業生を励ます会」の開催報告です!!!

夜中の震災対策室からこんばんは、お・やです(気づいたらもう23時30分…早く帰らねば)。

昨年の10月29日に卒業生を励ます会が開かれてから、はや4ヶ月半…
年末におやのノートPCが壊れて、執筆途中のブログ記事データを失ってから、はや3ヶ月…

ようやく読者のみなさんに、卒業生を励ます会の開催報告をすることができます(「おまえの怠慢だ」と言われれば何も言い返せません…スミマセン…汗)

それでは、はじまりはじまり…


*******


3.11を発端とする東日本大震災は、2011年3月卒業生のみなさんから、「卒業式」という節目の行事をも奪っていきました。

福島大学が卒業式の中止を決定した日(3月14日)、ゼミ生に向けてその情報を流す時には、心が痛みました。
もちろん、その時の状況を考えれば当然の結論であったと思いますし、卒業式のことなど考える余裕のなかった人も多かったと思います。
それでも、卒業式を楽しみにしていた人はたくさんいたと思いますし、実際に、中止の情報を流した直後には、「本当に中止なんですか」という問い合わせを何件ももらいました。

いまでも、おやの旧ゼミ生をはじめ、2011年3月卒業生からは、「卒業式がやりたかった」「袴が着たかった」「学生生活にきちんと区切りをつけずに社会人生活に突入してしまった」などと言われます。
また、現役生からも、「2011年3月卒業生をきちんとした形で送り出すことができず悔いが残る」「震災後の怒涛の日々で先輩と連絡が取りづらくなってしまった」「寄せ書きを準備していたのに渡せなかった」といった言葉が聞かれます。


「卒業生を励ます会」は、そんな皆さんの気持ちが少しでも緩和されるようにという願いを込めて企画されました。

例年、卒業式の後に福島駅西口のホテルグリーンパレスで行われる「卒業記念パーティー」には、学類同窓会(阿武隈会)・学友会学生部会・そして学類が関与しているので、三者による企画ミーティングの話し合いが持たれました。
その結果、毎年大学祭の時期に併せて実施されている阿武隈会の総会・懇親会に合わせ、その中で「卒業生を励ます会」を実施するということになりました。


当日(10月29日)は、以前本ブログでも紹介しましたが、阿武隈会総会・懇親会の前に、地域社会研究会が開催され(その時の様子はこちら)、「東日本大震災の被災地の希望を考える」というテーマで活発な議論が交わされました。

その後、阿武隈会総会・懇親会の前半において、「卒業生を励ます会」が開催されました。以下では、「卒業生を励ます会」の内容を写真とともに紹介したいと思います(記憶があやふやなので写真に頼ります(笑)、時系列でなかったらスミマセン!)。


卒業生を励ます会には、100名弱の2011年3月卒業生のみなさんが参加してくれました。もちろん、それ以前の卒業生のみなさんも阿武隈会の会員として参加していますし、多数の教員も駆けつけました!

DSC02156.jpg
〔会場の様子〕

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〔あ、特任教授の松野さんも、副学長の新谷さんもいますね。良く見ると他にもたくさん…あなたは何人の教員を見つけられるでしょう(笑)〕


この日は、皆で再会できた喜びを分かち合い、2011年3月卒業生の卒業を祝うとともに、3.11を経験した参加者全員が、その経験を共有して再スタートを切る日でもあります。
そこで、全員で、東日本大震災の犠牲になられた方への黙とうを捧げました。

DSC02164.jpg
〔黙とうの様子(2164)〕


2011年3月当時は、夜室長が学類長だったんですよねー、ということで、乾杯のあいさつは夜室長からでした。
このときの挨拶については、改めて本人から話してもらいましょう(夜室長、コメント欄への書き込みよろしくお願いします!)

ちなみに、実はこのとき、夜室長遅刻してたんですね(笑)。しかも、現学類長の辻さんも遅刻(笑)。
そこで、司会担当の学友会の学生さんから、乾杯挨拶の依頼が、なぜかおやにやってきたのです(汗)。
未だにその理由は謎ですが、ゴネていたら夜室長がなんとか到着して事なきを得ました(笑)。俺が乾杯挨拶してたらどうなったことか…。

DSC02154.jpg
〔当時学類長だった夜室長の挨拶〕


続いて、2011年3月卒業生を代表して、学友会学生部会の執行委員長を務めていた石川くんがあいさつに立ちました。
現在は、北海道で町役場職員として(?)活躍されているようです!この日は、わざわざ北海道から駆け付けてくれました。
また、その他の参加者のみなさんも、全国各地から駆けつけてくれたようです。

DSC02157.jpg
〔石川くんの挨拶〕


その後、阿武隈会の懇親会にうつり、歓談の途中では、辻学類長から、3.11後の混乱のさなかで完成した「学類エコバッグ」についての説明もありました(エコバッグの詳細についてはこちら)。
エコバッグは参加者の皆さんに配ったのでしたっけ?????どなたか記憶が確かな方がいらっしゃったら、コメントでフォローして下さい(笑)!

DSC02160.jpg
〔エコバッグを説明する辻学類長〕


さらには、現役の学類生から、JASP(Japan All Student Project)という2012年3月11日の学生イベントについての説明と協力のお願いもありました(JASPの詳細についてはこちら)。
ブログ読者の皆さんのなかにも、この間の3月11日に福島市のまちなか広場で行われていたイベントに参加された方もいるかもしれませんね。

DSC02152.jpg
〔JASPの紹介をする在学生〕


歓談においては、卒業生同士で旧交を温めあう姿、教員と卒業生の間で旧交を温めあう姿があちこちで見られました。丹波さんが編集してくれた卒業生のフォトムービー上映もあり、話題提供に一役買っていました♪上映集合写真を撮影しているゼミもちらほらありましたねー。

その後、ゼミによっては、場を移して現役生と合流し、卒業生と現役生とで旧交を温めあったところもあったようです。おやのゼミはそうでした(笑)。なので、読者の皆さんには申し訳ないのですが、懇親会の最後の〆がどのような状況だったのか、僕自身は把握できていません…(汗)

情報をお持ちの方、コメントをよろしくお願いします!


*******


さてさて、おやの記憶の中では、こんな感じの会だったのですが、少しは雰囲気が伝わったでしょうか。

そして、もうすぐ(26日)、3.11後初めての卒業式を迎えます。
2012年3月卒業生の皆さんには、「卒業式ができること」が「アタリマエ」ではなく「幸せ」なんだということを感じとりつつ、福島大学行政政策学類の2012年3月卒業生であることに誇りを抱いて、社会に羽ばたいていってもらいたいと思っています。
また、2011年3月卒業生の皆さんには、そんな後輩たちを、本ブログを通じてでも、温かく見守ってもらえたらと思っています。


それでは、最後に、2011年3月25日に、塩谷学類長(当時)が卒業生に寄せたコメントの一部を再掲して、この記事を〆たいと思います(全文はこちら)。
2011年3月卒業生のみなさん、本当に遅くなりましたが、卒業おめでとう!2011年3月に福島大学行政政策学類を卒業したという代えがたい経験を、一度きりのそれぞれの人生に、そしてこの社会に、活かしていってくれることを願っています。

―――――――

…幸いにして、私たちは生き残りました。日が経つにつれて、どんな非日常的な出来事も、日常へと取って代わられ、人々の記憶の片隅へと追いやられていきます。生き残った者として、この時代を生きるものとして、そして、この福島の地に学んだ者として、私たちには「使命」と「試練」とが与えられたのではないでしょうか。

…問われているのは私たちの「これまでの、いまの、これからの生き方」です。この困難な状況を前にして、言葉を失い、思わず立ちすくんでしまうかもしれません。いますぐには何をすべきかが見つからないかもしれません。でも、きっと何かができるはずです。行政政策学類で学んだのですから。私たちは一人ではないのですから。

 「その後の出来事」を創るのは私たちです。この学類で学んだことに誇りをもって生きてください。そして、学び続けてください。

“Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. “
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」(マハトマ・ガンジー)

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コメント

コメントを求められたので

昨年の3月25日、卒業生へのメッセージを書いてから、1年が経つんですね。長かったというべきか、短かったというべきか・・・とにかくこの1年、いろいろなことがありました。あのときは、震災対策に追われ時間がない中、短時間でメッセージを書き、ほとんど推敲もしませんでした。「夜中に書いたラブレターを朝読み直すと恥ずかしい」と言いますが(夜室長にはそんな経験はありません、念のため)、今読み返すと妙な高揚感が伝わってきて赤面しきりです。毎日締め切りに追われていますが、明日死ぬかのように生きたり、永遠に生きるかのように学べているわけではないですから、まさに自戒の句でもあります。

そんなこともあって、「卒業生を励ます会」であらためて挨拶するのは、気恥しかったですね。でも、それが理由で遅刻したわけではないんですよ。ちょうど、福大祭の初日が終わり、教養演習で出していた模擬店(豚汁)の仕込みで、ネギや豚肉を買いに走り回っていたら、遅くなってしまったというわけで・・・スミマセン。遅れることがわかったので、途中、辻学類長に電話したのですがつながらず、会場隣のスーパーの駐車場に着いたら、辻学類長にバッタリ会いました(笑)。ということで、新旧学類長が仲良く遅刻してしまい、関係者の方々にはご心配をおかけしました。

そんなこんなで、バタバタと駆けつけて挨拶をしたので、写真を見ると着衣がだいぶ乱れていますね(実は豚汁の匂いも染みついていた)。何を話したのか本人も忘れかけていますが、「卒業生を励ます会」ではあるけれど、自分たちが逆に、卒業生に励まされてきた、これからもお互いに支え支えられる関係でありたい、という趣旨のことを話したと思います。

でも、清水さんには、乾杯のあいさつをしてもらってもよかったんですよ。だって、記念すべきブログ投稿第1回目に、「全員そろって卒業式ができなかったことは残念ですが、震災が一段落した後、学類(及び、学友会、同窓会)として、何らかの形で卒業生が集う機会をつくることを検討しています!そうじゃなくても俺がやる(笑)!」と書いていたのは清水さんその人だからです!!

こんなことを宣言できちゃう、学生みたいな?教員がいることが、うちの学類の強みですね(笑)。


  • 2012/03/25(日) 18:38:28 |
  • URL |
  • 夜室長より #-
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