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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

『未来への翼』出版されました!-飯舘村中学生のドイツ研修記

こんばんは。夜の震災対策室からぴたです。
ぴたはここ数年来、大学キャンパスの「果樹園」化を進めてきました。
学生と一緒にぶどう棚を作り(スチューベンという品種が6本植えられています!)、柿、ラフランス、梅、キウイ、キイチゴなど、いろいろな果樹の苗をキャンパス内に勝手に植えてきました(部外秘)。
そのなかでも、ブルーベリーの苗はたくさんあります。鉢植えで数年育てた上で、ぶどう棚の脇に地植えするつもりでこれまで15鉢ほど育ててきました。
そろそろ地植えの時期かな…という頃に、原発事故。
それでもブルーベリーたちは、大きく育っています。いろいろあるけれども、やはり地植えはしてやろう、そう決めたところです。寒い時期を逃してはできない作業…週末にでもやります。

ぴたが、ぶどう棚を学部創設20周年記念に作ろうと思い立ったのは、何か「育つ」ものを持ちたいと考えたからです。大学として、学類として。
この大変な時期にも、植物は、そして人は育ちます。

飯舘村の中学生たちも、この夏、大きく育ちました。
以前ブログでお知らせした、「いいたてっ子、ドイツに行く」という記事、覚えていますか(→コチラ)。
そう、飯舘村は、この夏、飯舘中学生18名をドイツに研修旅行に送りだしました。
飯舘村の「未来への翼」事業。
子供たちに、飯舘村の未来を担ってほしいとの想いからです。
ぴたは微力ながら、この事業のお手伝いをしてきました。
また、渡独した中学生たちには、ドイツでの研修の成果を大学生の前で講義してもらいました。中学生がL教室を埋め尽くした大学生に講義するという姿は、年齢や立場を超えた学び合いという行政政策学類らしい試みだったと自負しています(え、この特別講義についての報告はまだしてませんか?あらら…近いうちにします!)。

「飯舘中学生による福島大学での特別講義」の際に聞いたお話は、どれも未来への視線にあふれています。
中学生が見てきたドイツ、学んできた「持続可能な社会」「市民風車」「エコタウン」「黒い森に見る地域づくり」、そして人々の優しさやドイツで活躍する日本人…どれもが、飯舘村やいいたてっ子の未来に活かせる発見ばかりでした。

そして…
中学生たちのドイツ研修の全貌が、このたび、本として出版されることになりました!
『未来への翼 福島県飯舘村の中学生が挑んだドイツ研修』(SEEDS出版、2011年2月)↓

miraihenotsubasa.jpg

ドイツの美しい風景のなかで、いいたてっ子の笑顔があふれています。
そして、村の人たちの中学生に向ける暖かな視線も感じられます。
「どいつにもまでいはありますか-18人による作文集」、というコーナーにあらわれる中学生たちの自由な目線は、新しい発見への驚きに満ちています。
私たちにとっても斬新な発見ばかり。
ぜひ、手にとって見ていただければ、と思います。
被災した中学生たちの学びに心打たれます。

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