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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

三春町貝山仮設住宅での「餅プロジェクト」報告(12月18日)

 こんにちは。ぴた@研究室です。久しぶりにここに来ました。
 まだまだ震災後の片付けをきちんとやっていません。塩谷さんの部屋よりひどくなってきました。
 今日は仕事納めの日ですが、まだまだやること満載です。
 12月17日(土)の「あぶくま茶屋」での「かーちゃんの力プロジェクト・餅プロジェクトの報告に続き、今日は、12月18日(日)に三春町の貝山仮設住宅で行われた「餅プロジェクト」の報告を塩谷さんにしていただきます!

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 12月18日7時30分、ひろやすは、大学から葛尾村の方が避難されている三春町の貝山仮設住宅に向けて出発しました。前日からの雪がまだ日陰に残って凍結しているため、あぶくまの曲がりくねった道を慎重に運転しながら、約1時間のドライブです。

 葛尾村は、原発事故直後の3月14日、住民に避難勧告を出し、福島市のあづま総合体育館に集団避難、15日には会津坂下町の川西公民館に移動し、約300人が避難生活を送り、村の臨時役場が開設されていました。その後、三春町への再移転が決まり、さくら湖周辺に9団地440戸の仮設住宅が建設され、12月12日現在、868名の方が入居されています(ほか、借上住宅に491人、親類宅等に57人、県外避難113人)。

 その中でも、貝山多目的運動公園に建設された貝山仮設住宅は132戸で最大の規模を誇り、公園管理棟が村の出張所になっています。ただ、行ってみると、県道から少し入ったところにあるので、思わず通り過ぎそうになってしまいました。運動公園なので広めの駐車スペースもあります。ひろやすは、仮設住宅を訪問するのは松川第一仮設住宅以来久しぶりですが、ずいぶん雰囲気が違うものですね。目立ったのは、集会施設の後ろに、食堂兼商店があったことです。知る人ぞ知る「石井食堂」。うまくて、安くて、ボリューム満点という葛尾村では人気の食堂だそうで、チャーハンが普通盛りで800g、550円というから驚きです(→詳しくはコチラをご覧ください!)
 食べてみたい!と思いましたが、今日は餅つきだったことを思い出して、ぐっと我慢。集会所の中では、朝早くから、葛尾村のかーちゃんたちが集まり、もち米を蒸したり、「さい餅」用にすり鉢でクルミと豆腐をすりつぶしたりと、てきぱきと準備を進めています。こちらも、挨拶も早々に、とーちゃんたちとテントを設置したり、机や看板を並べたりと、準備に取り掛かりました。

 9時半ころには、本日の助っ人、経済経営学類の小山良太さんとそのゼミ生が駆け付けてくれました。さっそく役割分担をして、一部の学生さんは、今回、しめ縄を作ってくださったJAふたば年金友の会葛尾支部のおじいちゃんたちと一緒に藁綯いのお手伝い。学生さんたちは、イベント事は「街中マルシェ」で鍛えられているはずなのですが、どうもしめ縄づくりは勝手が違うようで、四苦八苦。お手伝いとはいかなかったようですが、おじいちゃんたちには喜んでもらったようです。

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 おばあちゃんも飛び入り参加で作ってくれたり、子どもたちも体験したりと、しめ縄づくりも楽しいイベントになりました。

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 イベント開始30分前の10時半ころからは、早くも、人が集まりだしました。人を繋げる「モチ」の力はすごいですね。集会所の中では餅つき機を使いましたが、外では、大学の教職員組合の臼と杵で餅つきをしました。一説には、数十万~百万円?もするという立派な臼です。最初は学生さんが餅つきをしましたが、杵に振り回されているありさま。見かねて、とーちゃんたちが、慣れた手つきで餅をついてくれました。

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 なんとか餅もつきあがったころには、ふるまい餅のほうにも、販売用の白餅、豆餅、カボチャ餅の三種類の切り餅のほうにも、長蛇の列です。ふるまい餅は、じゅうねん餅とさい餅の二種類。寒いのですが、皆さん、用意したテーブルや仮設住宅の縁側で思い思いに食べています。久しぶりに出会ったのか、挨拶の声や笑い声も聴こえてきて、思わず嬉しくなってしまいました。

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 一方、販売用に用意した切り餅は、一人で何個も買い求める方が多く、20分程度で完売してしまいました。

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 いつもであれば、それぞれの家庭でやっていた当たり前のことができなくなってしまったんだなあと、現在が異常事態であることをあらためて感じさせられました。
 いったい何人の方が集まったのか分からないほど大盛況で、12時半ころには用意した餅はすべてのなくなってしまいました。

 そうそう、ハプニングではありませんが、イベントの途中、千葉県警のパトカーが入ってきてビックリ。すわ事件発生!かと思ったら、生活相談の移動交番だったので一安心。警察の方にも、ふるまい餅を食べてもらって、最後は記念撮影までしてしまいました。

 その様子は、当日取材に来ていた「ふくしまFM」のブログにも写真入りで載っています(→コチラ)。
 翌19日に「Life Information」で放送されたようですが、ひろやすは聞き逃してしまいました。誰かひろやすの美声を耳にした人はいるかな?

 餅プロジェクトは成功裏に終わりましたが、一次的なイベントに終わらせてはいけませんね。かーちゃんの力・プロジェクトの挑戦はこれから続きます。ご期待ください。

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