ようやく危機感芽吹く?
昨日(9月27日)、福島市は、今後2年間で、市民の日常生活環境における空間放射線量を市内全域で1μSv/時以下にすることを目指す「福島市ふるさと除染計画」を発表しました。一方、今日の学類教員会議では、金谷川キャンパスの除染計画が報告されました。遅きに失した感はありますが、保護者や学生の皆さんや学類長・評議員が声を上げ続けた成果だと思います。
それによれば、対象(優先順位)は、利用頻度や学生寮への影響を考え、①サッカー・ラグビー場、野球場、②陸上競技場、テニスコート、③広場(中央広場、生協前広場を含む)で、①については雪や霜の季節を迎える11月までの除染を目指すとのことです。
(スポーツ関係施設の配置)
(中央広場、生協前広場のインターロッキング配置)
とはいえ、広場のインターロッキングブロック(透水性のブロック)については、ブロックを砕いて上にブロックを載せるか、外して上に敷くのかなどの方法はまだ検討中です。また、多額の除染費用をどうするかの問題も未解決です。目標値の設定や授業との調整など問題は山積みですが、速やかに計画が実行され、安全・安心のキャンパスが戻ることを望みたいと思います。