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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

ドイツも「ケーキ」で応援しています!-交換留学生の原釜(相馬)支援活動

 こんにちは。震災対策室より大黒です。
 福島大学は国外のいくつもの大学と交流協定を結んでいます。
 ドイツにあるボーフム大学は、2年前に交流協定を締結し、昨年度はドイツから2名、福島からは1名の学生がそれぞれ相手国で留学生活を送りました。
 去年、ここで1年間の留学生活を送り、3月初めに帰国したばかりのボーフム大学生、パトリシア・シュタムゼン(Patricia Stammsen)さんから、メールをもらいました。
 ボーフム大学での福島支援の活動の報告に、(最近涙もろくなっているので)つい涙が出ました。
 泣きながら訳したので、翻訳が間違っていたらごめんなさい(言い訳)。
 シュタムゼンさんには、ドイツでの日本の震災についての報道など、今後も記事を書いてもらう約束をしています。
 今回はドイツ語も合わせて掲載します。
 国際的なブログに発展させ、将来は世界の学生とうちの学生が交流できるようなプロジェクトを今後作りたい、と思っているからです。
 ドイツから(そしてそれ以外の国から)も学類や学生応援のメッセージが寄せられるとうれしいですね。

*****

 3月の末、私は友人たちと会い、ボーフム大学と交流協定を結んでいる福島大学のために自分たちができることは何かについて話し合いました。私は、約1年にわたって福島で学生生活を送ったのですから、自分でなにかをしなければならない問題だと感じたのです。また、先立って1月に、福島大学の学生たちが、福島大学と交流協定を結んでいるオーストラリアのクィーンズランド大学のために募金活動をやっていたことが頭に浮かんでいました。自分たちにも、同じようなことができるのではないか、そう思ったのです。

 友人の一人が、ケーキ販売をやろうと提案しました。というのは、ドイツ人、というかドイツの学生たちはケーキが大好きだからです。私たちのケーキ好きはみんな知っていることですよね。とはいっても自分たちはたったの6人、それも、どんな規模でやったらいいのかもよくわかりませんでした。そこで、とりあえず、一日だけ日を決め、数時間の予定でケーキを販売し、募金を集めようということになりました。さらに、大学から支援が得られる見込みがないことがはっきりしてからは、このプロジェクトをすべて学生たちで行うということにも決めました。
 残念なことでしたが、ケーキ販売と募金活動を、ボーフム大学「日本史講座」のプロジェクトとして実施することができなかったので、集めたお金をどこに寄付するのか、その相手先を探さなければなりませんでした。私たちが選んだのは、ある小さなプロジェクト、それも私が福島で学生生活を送っていた時の知り合いが始めたものでした。このプロジェクトを選ぼうと思ったのは、やっていることがとてもはっきりしていて、自分たちが集めたお金が本当に必要とされているところ、このプロジェクトでいえば子どもたちのところに確実に届くということに確信が持てたからです。

haragama.jpg
<支援プロジェクト・hearts for haragama>

 ケーキ販売と募金活動は5月2日に実施しました。

 ボーフム大学のGB棟のロビーに並べられた机には、自分たち自身で焼いたケーキもありましたが、多くは私たち以外の学生、さらには大学教員の方々に焼いて提供してもらったものです。様々な種類のケーキ、マフィン、カップケーキ、クッキーなどがありました。歴史学科のメーリングリストを通じて、ケーキの寄付をお願いしていたのです。寄せられたケーキは本当にたくさんで、販売を予定していた6時間(10時から16時まで)の間に全て売り切ってしまうことができるかどうか、心配していました。売れ残ってしまったら2日目も考えなければ、と思っていました。

kuchen.jpg
<並んだケーキ>

 しかし、実際には全く違った展開になりました。学生たちや大学講師のみなさん方は、お腹がすいていたのか、あるいは寄付したい気持ちだったのか(あるいはその両方?)、すでに2時半には全てが売り切れていました。こんなに早く売り切れてしまうなんて、それも最後のミニマフィンまで売れてしまうとは、自分たちでも想像できませんでした。もっと信じられなかったのは、その結果、つまり私たちのプロジェクトの売り上げでした。全部で1000ユーロを超える額が集まっていました。
doitsu1.jpg
<販売の様子1>

doitsu2.jpg
<販売の様子2>

 さらには、大きな日の丸の旗には、ケーキを提供してくれた人やそれを買ってくれた人のメッセージや名前がぎっしりと書き込まれていました。これ以上の成果はない、と思えるほどでした。

flagge.jpg
<日の丸に書きこまれた名前とメッセージ>

 このケーキ販売の企画や実際の販売は、全て自分たちだけでやらなければならなかったですし、実施までにはいろいろと大変なことも多かったのですが、その苦労も報われました。このプロジェクトを通じて、私たちはもちろんのこと、これに関わった全ての人たち、ケーキを焼いてくれた人、また寄付をしてくれた人、そしてケーキを食べてくれた人全てが、その方法は少しずつ違っていても福島を支援することができたということを、喜んでくれたと信じています。そうすることで、私たちは、それがたとえ小さなものであっても、日本や東北地方に寄り添い、手を差し伸べることに関わることができたのですから。

syugou.jpg
<みんなで集合写真!>

【独文】

Kuchenverkauf
Ende März setzte ich mich mit meinen Freunden zusammen, um zu besprechen was wir für unsere Partneruniversität Fukushima machen könnten. Ich fühlte mich zumindest ein bisschen verantwortlich, da ich ungefähr ein Jahr an eben dieser Uni studiert hatte. Zudem hatte ich die Spendenaktion, die einige Studenten der Fukushima Universität für ihre Partneruni in Australien im Januar auf die Beine gestellt hatten, noch in Erinnerung. Warum sollten wir nicht auch so etwas schaffen?
Eine meiner Freundinnen schlug vor, dass wir einen Kuchenverkauf machen, denn Deutsche – auch deutsche StudentInnen – mögen Kuchen bekanntlich sehr gerne. Wir waren nur zu sechst und wussten noch nicht genau wie groß wir die Aktion gestalten wollten, also einigten wir uns zunächst darauf an einem Tag für ein paar Stunden zu verkaufen und Spenden zu sammeln. Nachdem wir von der Seite des Lehrstuhls keine großartige Unterstützung zugesagt bekamen, beschlossen wir außderdem das Projekt rein studentisch zu halten. So konnten wir es leider nicht als Aktion der Geschichte Japans für ihre Partneruniversität Fukushima gestalten und mussten uns eine andere Institution suchen, an die wir das Geld spenden konnten. Wir wählten ein kleines Projekt aus, das Bekannte von mir aus meiner Zeit in Fukushima gestartet hatten. Dabei ging und geht es darum einen Kindergarten in Soma zu unterstützen. Uns gefiel das Projekt, weil es sehr konkret ist und weil wir uns so darauf verlassen konnten, dass das Geld auch wirklich ankommt, wo es gebraucht wird – in diesem Fall bei den Kindern.
Die Aktion fand am 2. Mai statt. Im Foyer des GB-Gebäudes der RUB bauten wir ein paar Tische auf und legten den Kuchen aus, den wir zu einem Teil selbst gebacken hatten. Ein großer Teil der verschiedenen Kuchen, Muffins, Cupcakes und Kekse kam allerdings von anderen Studenten und sogar Lehrenden. Über die Mailingliste der Sektion Geschichte hatten wir im Vorfeld um Kuchenspenden gebeten. Wir hatten so viel, dass wir daran zweifelten in dem geplanten Zeitraum von sechs Stunden (10 – 16 Uhr) alles zu verkaufen – wir dachten daran noch einen zweiten Tag dran zu hängen. Aber es kam ganz anders – die StudentInnen und Dozenten waren so hungrig und/oder so spendenfreudig, dass wir bereits um 14:30 Uhr restlos ausverkauft waren. Wir konnten es selber gar nicht glauben, dass wirklich alles – auch der letzte mini-Muffin – verkauft worden war. Noch weniger konnten wir glauben was wir dadurch alles eingenommen hatten – mehr als 1000 Euro sind zusammen gekommen! Zudem hatten wir noch eine riesige Japan-Flagge, die mit Unterschriften der Kuchenbäcker und –käufer gespickt war. Besser hätte es gar nicht laufen können!
Auch wenn der Aufwand diesen Kuchenverkauf zu organisieren relativ groß und wir auf uns alleine gestellt waren, es hat sich gelohnt. Ich glaube nicht nur wir, sondern auch alle, die sich entweder durch backen, spenden oder Kuchen essen beteiligt haben, sind froh, dass sie in irgendeiner Weise helfen konnten. So haben wir alle zumindest einen ganz kleinen Teil dazu beigetragen Japan und Tohoku unter die Arme zu greifen.

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