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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

「学生と地域との連携」が生まれる瞬間に立ち会う―「colors」のみなさんとの懇談

 こんばんは。夜の震災対策室よりぴたです。
 ブログを運営していると、「福島大学生と連携したいので、学生を紹介してほしい」、「被災地域に入って自分に何ができるかを考えたい」、といった他大学の学生さんからのメールがよく入ります。
 こうした問い合わせは、国内からだけではなく、海外からも寄せられています。
 先日は、ニューヨークの大学で写真の勉強をされてる学生さんから、また昨日は、去年ドイツ・ボーフム大学から福島大学に来ていた留学生からも、「一緒に活動したい」、という申し出を受けました。
 そう、震災を契機に、福島と外国、福島大学生と海外の学生との新しいつながりが生まれています。
 こうしたありがたい申し出をどういかしていくのか?-私たちの課題のひとつです。

 さて、先日、アメリカのロータリークラブから、福島の南ロータリークラブを通じて、わが行政政策学類に、本格的な浄水器の寄付がありました。「いざという時に使ってください」、とのことです。ありがとうございます。

 浄水器をお届けくださった、福島南ロータリークラブの会員のお二人、①市内で住宅建設会社を営む菅野さん、そして、②「ジェンダーを考える」という授業でもお世話になっている印刷会社会長の林さんと、しばし懇談の時間がありました。

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<お届けくださった菅野さん>

 その際、お二人と塩谷さん、ぴたの間で、私たちの大学と南ロータリークラブとの新しい「協働」の可能性について、大いに盛り上がりました。

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<菅野さん、林さん、そして塩谷さん>

 菅野さんからは、南ロータリークラブとして実施してきたアジアの貧困地域での学校建設などの活動を、今後も継続していきたい、そしてそのために、ロータリーの会員と学生さんと一緒に学ぶ勉強会を開きたい、という話がありました。
 話はどんどん盛り上がり、こうした「勉強会」の成果を、勉強会への参加者ばかりではなく、より多くの学生さんにも伝えられるように、新しく授業科目を立ち上げることも話し合われました。
 もし実現できれば、地域と大学の新しい「協働」の形になるかもしれませんね。

 菅野さん、林さんのお申し出については、さっそく、学内の国際交流団体である「colors」のみなさんにお伝えしました。本日、そのメンバーの方々に来ていただき、協力のお願いをしたところです。

 colorsは2009年に創設され、現在会員は留学生も含めて40名程度の新しい学内団体です。
 会員の学生さんたちは、JICA二本松(国際協力機構二本松青年海外協力隊訓練所)でのワークショップやGlobal College研修などにも参加して国際協力を学ぶなど、大変積極的です。
 震災直後には、すでに本ブログでもお伝えしたように(→詳しくはコチラ)、JICAと協力して、避難所であるJICA二本松での学習支援活動にも関わっています。本日のお話しでは、この支援活動にはcolorsの会員である福島大学の留学生も参加していたとのことです。

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<colorsのみなさんとの懇談>

 colorsのみなさんは、これまで、大学の「キャンパスライフ活性化事業」を利用して、JICAの皆さんとともにパーム油やコーヒーのフェアトレードに関するワークショップを開いたり、福島県国際交流協会が主催する県北地球市民フェスティバルに協力するなど、国際協力に関する勉強も、他の組織との連携の経験も重ねています。
 また学内でも、学生課とともに留学生の歓送迎会の実施や、交流のためのバーベキュー大会の実施、留学生から学ぶ外国語講座などを開くなど、充実した活動を続けています。

 今回の南ロータリークラブの菅野さん・林さんからのお申し出についても、積極的に検討してくださることになりました。

 懇談のなかでは、colorsには、卒業後に「海外青年協力隊」として活躍している人や、バックパッカーとして世界を旅する先輩もいて、そうした人たちの話を聞く授業などがあればおもしろい、また、福島に住んでいた外国人の方々が震災後にどのようなことに困り、またそうした問題に誰がどのように取り組んだのかを調べてみることにも興味がある、といったアイデアが次々と出てきました。

 今後、自分たちの活動について振り返るとともに、自分たちが知りたいと思うこと、やってみたいと思う活動についてcolors内部で話し合い、9月初旬に予定されている、南ロータリークラブのみなさんとの話し合いに臨んでいただくことになっています。

 塩谷さんからは、「できそうなことを考える、というよりも、実現できないかもしれなくても、こういうことをやってみたい、という大きな夢を語ってもらえるといいですね」、というアドバイスがありました。
 ぴたもみなさんの話を聞いて、ロータリークラブのみなさんの敷いた路線に流されることなく、自分たちでやってみたいことを、ロータリーのみなさんに積極的に提案してほしいと思いました。

 学生さんが地域のみなさんと対等に協働するなかで、自分たちの「学び」や「活動」を作っていくというのは素晴らしいことです。

 本学類の復興支援活動は、こうした新しい動きも生み出しています。

 どんなアイデアが飛び出すか、私たちも大いに期待し、その活動を応援していきたいと思っています!
 

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