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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

「在学生の今」ⅩⅤ~大学生のこども支援…鈴木専門演習3年

こんにちは。鈴木典夫ゼミ三年の阿部です。
私たちのゼミでは、地域福祉を中心に学んでいます。今回は現在ゼミで行っている活動の一つを紹介したいと思います。

私たちは、地域福祉活動の一環として、5月31日に相馬市にあるみなと保育園、6月7日に相馬保育園に行って子ども支援をしてきました。

私自身としては、福島の津波被害地域に行ったのは初めてでした。被害状況は言うまでもないですが、テレビで見るよりもずっと残酷で、言葉を失いました。

みなと保育園の周辺は、周りよりも少しばかり海抜が高かったので、ギリギリで浸水を免れてはいました。しかし、保育園のすぐ近くまで浸水があり、とても怖かったです。

そのような状況にあるみなと保育園で行った支援内容は、「一緒に遊ぶ」というものです。

年少さんはお絵かきなど、年中さんは新聞紙プール、年長さんはお絵かきおにごっこをしました。どれも屋内の活動です。

この日は、私はお絵かきおにごっこグループでした。
私たちは汚れてもいいTシャツを着て、園児たちと軽く追いかけっこしながらTシャツにペンや絵の具でお絵かきしてもらうというものです。
園児たちはみんな想像以上にとっても元気で、とっても楽しそうでうれしかったです。一緒になって遊んでいたら、なんだか若返った気分になりました。

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最後には、園児たちから、「ありがとうございました」と書かれた手作りのメダルをもらいました。園長さんからも「園児たちはたくさん発散できたと思います」という言葉をいただき、このような活動は自己満足にならないかが少し心配だったけど、「来てよかった。やってよかった。」と思えました。自分たちが思っている以上にこの活動は必要とされているのだなと現場に来て初めて思いました。

6月7日は保育園の方から依頼を受けて、相馬保育園に行って活動をしてきました。全体の活動内容としてはみなと保育園と一緒です。

この日、私は新聞紙プールグループで活動をしました。子ども用のビニールプールを三つ用意して、最初はみんなで新聞紙を思い切りちぎってプールいっぱいにしていきます。もはやこの時点で子どもたちは大はしゃぎ!
私たちが「入っていいよー」という前に待ち切れずにプールに入って、にこにこ。

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そんな様子に私たちもにこにこにこ。

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そして、シュレッダーにかけた紙を「雨だぞ~」といって降らせました。逆に私たちが襲撃を受けてたくさんかけられました。おにごっこよりは落ち着いた感じを想像していましたが、まったくそんなことなくて、とってもうれしかったです。すっかり忘れていたけど、「これが子どもなんだな」ってじわじわ感じました。と同時に、この笑顔を、元気を守ってあげたいと思いました。

活動の最後には、園児から歌と手作りメダルのプレゼントをもらいました。よくわからないけど、歌を聞いているときにはうれし泣きのような涙がちょっとうるうるしました。みんな本当にありがとう。

園長先生の話では、放射能の心配で外で遊ばせたくても遊ぶことができない状況の中、園児たちはストレスが溜まってます。園内では目立ったけんかや反抗が増えたということは無いのですが、その分家庭に戻ってから爆発する子どもが増えているようです。
今回私たちは、そのストレスを少しでも発散してもらいたくて支援に行ったわけですが、これは、形は違っても大人にも必要とされていることだと思います。
また今回の活動で、実際に現場を見て「何が必要とされているのか」と感じ、それを適宜その場に見合った形で実行に移していくことが福祉において大切にしていくべきことなのではないか、と思いました。
考えるところからではなく、感じるところから。一方的ではなく、必要とされていることを。(それが微妙で、難しかったりもするけど…。)

これからのゼミの活動としては、海岸の清掃や避難所での憩いの場作りなどの話が出ています。まだ何を実行に移すかはわかりませんが、見て感じて、少しでも誰かの笑顔に変えられるようにがんばっていきたいです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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