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ガンバロウ福大!行政の「結」

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災をきっかけに、福島大学行政政策学類の教員有志でブログを開始しました。福大行政に関わる情報共有・情報発信の場として、このブログが、読者のみなさんとわたしたちの、また、みなさん同士の結節点になれば嬉しいなと考えています。一緒に手を携えて、この難局を乗り切っていきましょう。     (2012年3月26日記)

♪ひろやすの大学周辺案内③~一丸よりも…

今年は雨らしい雨も降らないうちに、あっという間に梅雨明けしてしまいました。
途端に連日、気温が35度を超える猛暑日。
それなのに、15%節電のせいで、職員の方々は、薄暗い事務室の中で冷房もつけずに汗だくで執務をされています。

体調は大丈夫なんでしょうか? 本当に心配になります。
それにひきかえ震災対策室は・・・ぴたさんどうなんでしょうね(笑)

「暑い」ではなく、いま「熱い」と言えば、女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」でしょうか。今朝のトップニュースは、日本がスウェーデンに3対1で勝って、初のワールドカップ決勝進出を決めたというものでした。

夜に弱い夜室長?は生中継を見ませんでしたが、ニュースでみると、日本選手はたくましいですね。一回りも体格が大きなスウェーデン選手を相手に互角以上にわたりあう姿は、とても可憐な「大和撫子」とは思えません(失礼)。
まあ、うちのジェンダー研究者からは、「大和撫子」というネーミング自体に異論がでそうですが(笑)。

今朝は、荒んだ気持ちを癒しに、ナデシコとは反対に、「移り気」や「心変わり」という花言葉で知られるアジサイを見に行ってきました。

目指すは、福島市のアジサイの名所、土合舘(どあいだて)公園。大学から旧4号を二本松方面に向かい、松川支所を通り過ぎて、松稜中学校、松川小学校の先を左手に曲がると、こんもりとした丘陵地が見えてきます。
大学からは、車で10分、自転車なら30分くらいかかるでしょうか。

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<土合舘公園遠景>

文献によれば、中世末期、清野備前守が居を構えた八丁目城の支城的役割を果たしており、隠居城としても使われたのだとか。
そのため、堀跡や土塁も残っていて、起伏のある園路に約4,000株以上のアジサイが植えられています。

ちょうど先週末に「第14回松川町あじさい小路」が開催されたので、見ごろは少し過ぎていましたが、前日の雷雨で濡れていて、木々に覆われ日陰になっているので、まだまだアジサイの花は活き活きと咲いています。

では、皆さんも写真を観て、少し涼んでください。

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<酸性土壌のためか、青色のアジサイが多いですね>

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<自然の地形が活かされたコースです・・・でもちょっときつい>

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<お目覚めでしょうか?>

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<じっとして動きません。いいモデルですね>

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<おやこっちにもいました>

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<ハグロトンボが蝶のようにヒラヒラ舞っています>

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<ガクアジサイも見事です>

ちなみに、アジサイの花言葉には、「一家団欒」とか「家族の結びつき」というのもあるようです。もともと、アジサイの語源は「あづさい」(「あづ」は「あつ(集)」、「さい」は「さあい(真藍)」で、青い花が集まって咲くさまを表したんだそうな。

たしかに、アジサイは、小さな花(目立っているのは萼ですが)がたくさん集まっています。一つずつの花は個性的ですが、全体としてみると一体感がある・・・うちの大学もそうありたいものですね。

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大学のゼミ(演習)ってなあに?―千葉大との合同合宿

 昼の震災対策室から大黒です。こんにちは。
 新入生のみなさんに(そしてそのご家族の方にも)、最も大学らしい授業である「ゼミ(演習)」についてお知らせします。
 ゼミではどんなことをするのかについて、去年の新入生に書いてもらいました(高畑くん、年取ったね~、いや、成長したね~!)。
 行政政策学類では、1年から4年まですべての学生さんが、「ゼミ(演習)」に所属することになっています。
 ゼミは教員ごとに開かれており、それぞれのゼミには1年間共通のテーマがあって、学生さんはそのテーマや担当教員のなかから、自分の興味にあったゼミを選択することになってます。
 高校の「クラス」のような存在ですが、大学のゼミでは、教員ではなく学生さんが中心になって運営されます。
 本を読んで討論したり、一緒にフィールドワークに出かけたり、飲みに行ったり…学生生活はゼミを中心に回っていくといっても過言ではありません。
 ゼミをいかに楽しい場にできるか=キャンパスライフをどれだけ楽しく意義あるものにできるか、です。
 では、高畑くん(たまごちゃん)、お願いします!

******

新入生の皆さんこんにちは!
そうでない方もこんにちは!
僕は昨年度、大黒ゼミ1年だった高畑です。

僕たちのゼミは人数が24人と多く(そのうち2人はドイツからの留学生!)、1つのテーマに基づいてゼミを4班に分割し、それぞれ活動を行っていくという形式で授業が進められてきました。

僕たちのゼミのテーマとは、『お金を介さない人との交流』!ばばん!!

例えば、ご近所づきあいや地域の付き合いなど、お金を使ったものではない交流を探していこう。
そこから僕たちの抱える問題の新しい解決策を見つけることはできないだろうか?
お金を介さない人々の交流を生かして、社会をよりよく変えていく…
そして「偉大な革命家」になろう!
そんなトッピョーシもないテーマだったのです。
そんな感じでしたっけ?
説明が違っていたらごめんなさい、たろうさん!笑

僕は4班に分けられたうちの1つ、『千葉大班』に所属していました。
『千葉大班』の役割とは大黒ゼミの学生と千葉大学の学生さんとの交流を深めるための計画やイベントを考える重要なポジションだったと自負しています。(自画自賛)

僕たちは、昨年8月に千葉大学・法経学部1年・魚住ゼミの学生さんを福島へ招いて合同合宿を行い、そのなかで、お互い共通のテーマで問題を提起・意見交換などを発表する勉強会を行いました。

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このときの共通テーマは『地域の問題』で、僕たちは『遊休農地』に焦点を当てた発表を行いました。
このときのレジュメの冒頭を紹介しますと

私たちの選んだ「地域の問題」=遊休農地の拡大に私たちとしてどう取り組むか?
  選んだ理由・福島県は遊休農地(耕作放棄地)面積日本一(以下参照)
       ・「遊休農地」の拡大は多様な「地域の問題」を集約的にあらわす問題
       ・福島や東北地区だけの問題ではない全国的な課題(千葉との比較も)
       ・ゼミの多様な活動を紹介できる
(引用元:合同ゼミ合宿資料『UQ脳値 ~ゼミの生活の脆弱化と再建に向けて 2010.夏~』)

という感じです。なんとなく大学生っぽいでしょうか?

このような勉強会も、合宿全体のなかではその実3割、残り7割は遊びでした!WAO!!

安達太良山のふもとにあるコテージ・キャンプ場、『フォレストパークあだたら』での合同合宿↓

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(みんなで料理中)

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(狭い…食事中)

鬼ごっこ

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(自己紹介中)

学類の重要会議が開かれるはずの大会議室の音響の良さを生かした映画鑑賞(言っていいのかな?)

浄土平登山↓

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(山登り下から)

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(山登り開始90分後)

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(美しい五色沼)

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(下山後の千葉大ikemens、隠し撮り)

桃狩り↓

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(桃狩り)

などなど、イベントを通じて交流を深めることができ、有意義なものになったんじゃないかなー、と思っています。

僕たち千葉大班の活動はその他にも、事前に千葉大学へ合宿の打ち合わせに行き(=ディズニーシーを見学しました!)、
その旅費を稼ぐために、大学祭でおからドーナツ(地元金谷川さんの大豆を使った豆腐作りでできたおからを使っています!…すごい売れました!)を販売したりもしました。
もちろんゼミのみんなの協力あってですが。

以上が『千葉大班』の活動です。
こんなちゃらんぽらんな説明で大丈夫だったでしょうか?

遊んでばかりな部分をピックアップして書きましたが、僕たちの直面している問題に楽しんで取り組めるというのは、本当に貴重な経験だったと思っています。

この1年間で僕が感じたことです。
高校生までは教科書の問題に取り組むことが主でしたが、
少なくとも僕たちの取り組んできたテーマに模範解答は存在しないものであり、
それに対して『大学生としていかに取り組むか』ということを考えるのは、
とても新鮮でやりがいのあることだということです。

今回は『千葉大班』しか紹介できませんでしたが、その他の『藤巻班』、『遊休農地班』、『郷土料理班』も素晴らしい活動を行っていました。

拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

ひろやす(と部下)の大学周辺案内2♪-平成の泉を訪ねて三千里!?

みなさん、夜の震災対策室からこんばんは。オレンジ・やきのりです。

世間はGWだというのに(!?)、今日も元気に震災対策室で過ごしています(夜室長の無言の圧力があった…かどうかは皆さんのご想像にお任せします)。


そんな僕に、夜室長からお誘いがかかりました。「昼飯がてら『平成の泉』を探しに行かない?」

葵寮ブログインタビューでも話題になった「平成の泉」は、地震直後の断水時に大学周辺地域の水を賄ってくれたという貴重な水源です。

マキコさんの情報では、「安田ハイツ3」の近くにあり、お墓が隣にあるということでした(新入生の皆さん、安田ハイツ?に入居する人はいるのかな???)。

というわけで、夜室長の愛車レガシィで出発(もちろん、夜室長をアッシーに使ったなんてことは…ありません(笑))♪



まずは、「腹が減っては戦はできぬ」ということで、金谷川駅前の「うから家から」さんで腹ごしらえ。

金谷川駅周辺には、ひろやすも言うように、お店があまりないのですが(苦笑)、こちらのお店は、その貴重な一軒で、数年前に開店した大人気のラーメン屋さんです。


こちらのウリは、無化調自家製麺です。店主が若くして脳梗塞で倒れた経験を持ち、「安心してスープまで飲み干せるラーメンが食べたい」という思いでお店を始められたそうです。

そして、当初は福島駅前に出店していたそうですが、「スープの最後の一滴まで安心して食べられるラーメンは、一番食べざかりの学生にこそ食べてほしい」ということで、お店を金谷川に移転したそうです。


そんな店主の思いの詰まった一杯をいただきました♪

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(ひろやすの注文、定番醤油ラーメン)

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(やきのりの注文、名物、極太つけ麺大盛)

とっても美味しかったです。しかも大盛(ラーメンは250、つけ麺は400)無料サービス♪ぜひ皆さんも入学したら行ってみてください。実際に学生さんの利用客がかなり多いそうですよ。


ただ、今回の震災で、いままで麺に利用していた福島県産小麦が利用できなくなるかもしれないということを気にされていました。

福島県産品の地産地消によって福島の復旧・復興に向かっていきたいのに、そこに貢献できないかもしれないというもどかしさ。ここにも震災の影響が顔を出し始めているのですね。


ちなみに、ひろやすが店名の由来を聞いたところ、「『うから』っていうのは『親族』という意味で、『やから』っていうのは仲間という意味があるんですよー。仲間の集まる『家』になれたらいいなって思いを込めてつけたんです」と丁寧に教えてくださいました。

「なるほどー」と納得して、学生のみんなにもブログで伝えようと二人で盛り上がっていたのですが、最後に「辞書にも載っていますよ(ニッコリ)」と言われ、我々の知識の少なさに凹みました…結局、ひろやすとやきのりは、「福大の教員です」と名乗ることなく店を後にしましたとさ(苦笑)。



気を取り直して、いざ、平成の泉へ!まずは、関谷ふれあいセンター(金谷川駅西口から線路沿いを南に500メートルほど下ったところ)を目指します。

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(ふれあいセンターとふれあうやきのり)

ここは、サークルやゼミの活動で、みなさんも一度は利用することになるのではないかと思います。金谷川地区の公民館なのですが、学生の皆さんも借りることができ、調理、飲食、カラオケなどを楽しむことができます。

特に、秋の時期には、東北特有の風習である「芋煮会」が頻繁に開かれますよー。



さてさて、関谷ふれあいセンターを後にしたひろやすとやきのりは、関谷ふれあいセンターを背にして、直線道路を東北自動車道方面に進みます。

そうすると、見えてきました、「安田ハイツ3」(あっ、写真撮るの忘れた!)。

さっそく近所の方(Aさん)に聞き込みを開始。

ひ「あのー、お仕事中スミマセン。この辺りで平成の泉っていうところありますか?」
A「いやー、しらねぇなぁ」
ひ「近くにお墓があるって聞いたんですが…」
A「うーん、あぁ、山から水引っ張ってっとこかー、そんなら、もうちょっと先を左に曲がると右手に見えっから」
ひ「(本当に大丈夫かな…)ありがとうございます」

ということで向かってみると…左に曲がる道がない(笑)!Y字になっていたので左側を進むことに…

そうすると、左手にお墓発見!右手じゃないけどまぁいっか!
でも畑のど真ん中…あんなところに水源が???
道端にレガシィを止めてダーッシュ(もちろんマスクは装備)!!!

…どこにも水源はありませんでした。
Aさん、「左に曲がって右手」ってどこなんじゃー!!!


とりあえず近隣を歩いてみましたが、全くそれらしきものは見当たりません。

仕方なく、「安田ハイツ3」の近くまで戻り、農作業をしている別の人(Bさん)に聞き込み。

や「あのー、お仕事中スミマセン。この辺りで平成の泉っていうところありますか?」
B「あ、平成の泉ね。そりゃぁ高速の下をこえてすぐ左じゃ」
や「近くにお墓があるって聞いたんですが…」
B「うんうん、すぐ近くにお墓があるよ。」
や「(今度は大丈夫そうだな…)ありがとうございます。」

高速の高架下をこえると…ありました!!!

ひ「やきのり。いい仕事したぜ。下手なりに。」
や「室長、いつの間に流川楓の名言を…」

という会話があったかどうかは定かではありませんが(笑)、とりあえず、こちらが平成の泉だー!


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(感動するひろやす)

もうちょっと近付いてみましょう。

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(どーん!)

関谷(金谷川地区の一部、詳しくはこちら)の共同墓地用に地下水をくみ上げているようです。


地震後の最初の住民説明会では、飲料用にも適しているという説明があったとのことなので、ひろやすもチャレンジ。

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(どどーん!)

ひ「ウメーッ!!!ウメーッ!!!」
や「室長、どうしたんですか???気を確かに!!!」
ひ「ウメーッ!!!ウメメメメーッ!!!」
や「室長!!!!!室長!!!!!しっかりしてください!!!!!」


ひ「…あれ???俺なんか言ってた?」
や「いや、なんか、急に叫び始めて…」
ひ「…ハッ!もしかして…。実は、この間、地元の農家の皆さんとの飲み会があったんだよね。そこで聞いた話なんだけどさ…ここ、幽霊が出るらしいよ。」
や「えぇぇぇー!!!なんでそれを早く言ってくれなかったんすか。室長にも部下に対する説明責任ってものがあるでしょー!!!」
ひ「あ、忘れてた…ごめんごめん。室長として謝罪するよ。でもさ、なんか、地元の人の話では、近くのお寺の住職さんが除霊してくれて、それ以来、幽霊が出なくなったって言ってたんだけどねぇ。」
や「でも、もしかしたら、今、幽霊が室長に乗り移ってたかもしれないってことですよね…。あっ、室長、あれ見てくださいよ(と指さす)。」


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(地震の爪痕)

ひ「地震で観音様が倒れちゃっているんだね…」
や「毛布を掛けてあげたのは地元の方ですかね…」
ひ「観音様が倒れたことで結界が破られたなんてことは…」
や「ま、まさかね…」


この話、信じるか信じないかはあなた次第です(笑)。

いずれにせよ、地震の爪痕は根深く、いたるところでお墓も崩れていました。観音様やお墓が完全に修復されるまでには時間がかかりそうです。

最後に、地震直後の地域のライフラインを供給し続けてくれた平成の泉に感謝するとともに、それぞれのご先祖様の供養がゆっくりできる日が来ることをお祈りして、大学に戻ってきました。


ではでは、夜室長から夜の仕事を振られているので、業務に戻ります。


(注:大学~平成の泉間の距離は三千里もありません。2キロ弱というところでしょうか)

国内フィールドワーク実習~Sさんに聞いてみよう!

夜室長のひろやすです。こんにちは。
以前紹介された「海外フィールドワーク実習」と同じく、2010年度よりスタートしたアクティブ科目の一つに、「国内フィールドワーク」という授業があります。
昨年度始まったばかりの授業科目なので、今日は新入生のみなさんに(もちろん在学中のみなさんにも)、この授業の紹介をしたいと思います。
2010年度の授業について、本日はフィールドワークに参加したSさんに授業の概要や感想、意気込みについて伺ってみましょう。
質問者は、ひろやすゼミTさんと次期ひろやすゼミ長候補Kくんです。

*****

T:Sさん!「国内フィールドワーク実習」って簡単にいうと、何をする科目なんですか?

S:行政政策学類には、実習や演習で県内外の現場から学ぶ科目が数多くありますが、もう少し遠隔地で、ヒアリング、現地視察などを行う科目です。昨年度は、ひろやすゼミが企画して、教員2名、学生4名が参加しました。

K:学生が主体で企画・実施します。先生も学生に負けじと頑張っていたけどね。

カメラマンひろやす
(がんばるひろやす)

T:2010年度はどのようなテーマで、どんなことを調査したのですか?
S:「歴史的景観と生活の景観の関わり」をテーマに、裁判で争われている「鞆の浦」の埋立架橋紛争を調査してきました。

埋立架橋計画の場所
(埋立架橋計画の場所1)

埋立架橋計画の場所2
(埋立架橋計画の場所2)

K:でも調査だけではなく、いろいろお楽しみも。世界文化遺産の厳島神社にも行って、シカと遊んできました。

厳島神社にて
(厳島神社にて)

T:「鞆の浦」ってどんなところなんですか?

S:映画『崖の上のポニョ』の舞台になった広島県福山市にある歴史的建物が残る港町です。

鞆の浦を一望する
(鞆の浦を一望する)

展望台に続く坂道
(展望台に続く坂道)

K:こーすけ、だーいすき。あっ、ぼくキョースケ。

T:具体的にはいつ何をしてきたのですか??

S: 9月29日~10月3日まで、現地で聞き取り調査をしてきました。架橋案推進派である福山市役所、推進派反対派それぞれの住民の方々、訴訟を担当した弁護士さんにお話を伺ってきました。

福山市役所でのヒアリング
(福山市役所でのヒアリング)

K:緊張したよね。

T:実際、現地に赴いたからこそ発見できたことってありますか??

S:新聞やテレビなどに載る情報と現地で主張される「生の声」には違いがあるということが分かりました。

T:「国内フィールドワーク」全体の感想をお願いします。

S:ヒアリング調査の質問項目を考えたり、鞆の浦の景観訴訟の判例を読んだりと、現地に行く前の下準備が大変でした。帰ってきてからの学生論集『嶺風』の執筆も大変でしたね。でも、とても貴重な経験になりました。現地にいって、当事者の方々に直接お話を聞く機会なんて滅多にありませんからね。何事からでも学べることは多いんだなぁということを実感しました。

K:タヌキに襲われちゃったのも良い思い出だよね。

タヌキをからかうやきのり先生。このあとタヌキの逆襲が
(タヌキをからかうやきのり先生。このあとタヌキの逆襲が…)

T:ところで、参加するには条件があるのでしょうか??

S:2年生以上であれば、誰でもOKです。

K:君も是非参加しよう。新しい未来を切り開くのは君だ!

T:2011年度はどのような予定ですか?

S:その年によって、国内フィールドワークのテーマや数は変わりますが、今年はは、「農村景観」をテーマに、国内の「どこか」に調査しに行く予定です。楽しみですね。

K:どこかって内緒なの? 僕も一緒に行くので期待してください。

T:そーですね。そこそこに期待しています。それでは最後に、この記事を読んでいる皆さんに一言お願いします。

S:今この原稿を書いている「コラッセふくしま」展望ラウンジは、福島の盆地ぶりを堪能できるオススメの場所です。皆さんも是非。

K:山だ!山田!

T:どうしていきなりオススメスポットの話をしたのか真意は不明ですが、Sさんありがとうございました。以上、「Sさんに聞いてみよう」でした。

鞆の浦の象徴「常夜灯」
(鞆の浦の象徴「常夜灯」にて)

寮長のお仕事~「意外とたいへんなんですね、これが」

 こんばんは、夜の震災対策室の「ぴた」です(次回からは「」を外させてもらいます!)。
 わが行政ブログも、どうも全学類の学生さんに読んでいただいているようです。
 うれしいですね。
 わが行政政策学類の新入生に今日紹介するのは、共生システム理工学類の3年生…理工の学生さん、初登場です!
 大学の男子寮の寮長です。新入生のために書いてくれました。
  寮生活ってプライバシーとか大変なのかな~と思ってましたが、先日の「ひろやすの部屋♪るるる~」のお客さんの話にもあるように、常に助け合える寮生がすぐそばにいる、って心強いことでもあるんですね。それを支える寮長のお仕事…(大変でしょうが)頼もしい限りです。
 僕のような独身教員も住めればいいのに~。

******

こんにちは!長野県出身の理工3年のものです!

あまり行政には関係ないですが、書かせていただきます!!

実は、わたくし福大のある寮の寮長なるものをやっておりまして、
寮長からの視点での体験などを書いていくことになりましてね。

とはいっても、男の寮長って2人しか存在しないので、誰だかわかちゃうかもね!(笑)


では、震災とかの話に移しますが、
震災当時、僕は寮の自分の部屋にいました。ちなみに四階です。

ちょうど、合新(寮で行われる歓迎会の愛称)の企画の話し合いに向かおうと準備してたところに、
あの地震がきました。

今までに経験したことのない揺れの大きさと長さに、棚を押さえる(しがみつく?)のが精一杯でした。


幸いガスや電気などは生きており、トイレも中水だったため、利用できましたが
飲み水は次の日くらいに出なくなり、給水にいかなければいけませんでした。


しかし、寮生の中での助け合いや実家に避難する人が食料・水を提供するなど、とても助かりました!

やはり、寮の強みは絆だと思った瞬間ですね。

さて、そのような寮ではどんなことが行われてきたか、書いていきたいと思います。

大きく分けて4つぐらいのことをやりました。(ってかそれしか覚えてない?笑)

①火災予防及び人員確認
地震発生から一番最初にやった仕事です。火災になるものが着いてないか?、ケガで倒れている人がいないかを、全部屋回って確認しました。
実は、地震のちょいまえの日に、火災報知器の点検で全部屋回ったばかりだったので、まさかまた回ることになるとはって感じでしたね。

②人数確認
これは、定時に集まり、誰がいるのか・いなくなったかを毎日確認するものです。万が一、地震により避難する場合に、誰が避難してないかなどに備えるというものです。

意外と大変なんですねこれが。みんなが報告に来なくて・・・

③食料支給
地震からすぐに、生協さんが対応してくださって、お茶やパンなどを支給して頂き、それを3寮(如月・信夫・葵)で分け合いました。
意外と大変なんですねこれも。(←本日二度目笑)
なんしろ種類が違うと不公平が生じてきたり、数が足りなければ、配れる人が限定されるなど、迷いどころ満載でしたね(汗)

④退寮・入寮関係
これが一番大変です。つーかめんどいんですね、いろいろと。

とくに、退寮の方の点検では、退寮者が時間通りにいないは、事前に連絡もなく今やれますか?的なのもあったりで・・・

そうなんですよ。僕らはそういうのが怖くて、寮から出られないんですよ(泣)

寮長の宿命ですね・・・
泣けてくるぜ・・・なぁKくんよ

さて、これ以上長いとさすがに飽きると思うので、最後に一言

こんなことがあって、地震の来ないような四国とか九州に生まれたかったとか、何で東北(自分達)だけがこんな目に遭わなきゃならないんだ、とだけはどうか思わないで欲しい

この災害を通し、生き残れた喜びを噛みしめるとともに、当たり前の日常がいかに奇跡的であるかを感じて欲しい


『人生が取り替えられないのは
それぞれに一番ふさわしい人生を与えられてる
何よりの証拠だと思えるんだ by槇原敬之』

そう思えるように
助け合いましょう

東北の・・・
福島の力を信じてる!!